ドメイン取得レポート(3) ドメイン取得の流れ [インターネット]
3回目は、一般的な取得までの流れです。やっと本題に近づいてきました。
取得を依頼するサービスを選択
ドメインの管理をしているのは、株式会社日本レジストリサービスなどのレジストリと呼ばれる組織です。そして、実際の取得を依頼するのは窓口となるレジストラや、さらにレジストラに依頼を代行する組織です。
レジストラはたくさん存在しますし、代行をする組織はさらに多く存在します。その中からどこにするかを決めなければなりません。迷ったときは有名どころにすればいいでしょう。
お名前.com やムームードメインが定番ではないでしょうか。私が取得を依頼した VALUE-DOMAIN も検索では上位に表示されます。
取得可能か確認
第1回で書いたように、ドメインは唯一無二のものです。ですから、すでに他の人が取得しているのと同じドメインは取得できません。そのため、まずは希望のドメインがまだ誰も取得していないか確認することが必要です。1分間でも状況が変わることがありますので、確認は依頼する直前に行うのがいいでしょう。
私が知る限りでは、レジストラサービス会社(レジストラと依頼代行をまとめて、以降このように表記します)は空いていることを確認することが、申し込みの流れのスタートになっています。
取得申し込み
ドメインがまだ誰も取得していないことが確認できたら、早めに申し込みをします。安心して出かけたりすると、帰ってきたら先を越されてたということもありえるのです。ドメイン取得は早い者勝ちです。
申し込みはレジストラサービス会社のウェブサイト上で行えるはずです。書類が必要なところは私は知りません。
ユーザー登録などをして、ドメイン取得を依頼します。途中でユーザー情報を入力するところがあると思いますが、ドメインの登録情報として公開されるものかもしれません。ユーザーの名前や住所電話番号などは、whois というデーターベースに登録され、誰でもそれを参照することが可能です。レジストラサービス会社の情報を代わりに登録することが可能な場合がありますので、不安であればそちらをお勧めします。
支払い
ドメインの取得は有料が普通です。そのため、申し込みと同時に(先に支払いが必要なこともあります)支払いが必要になります。振込みは時間がかかるので、不安でなければクレジットカード払いがお勧めです。審査が通れば、すぐに作業を続行可能です。
取得
支払いが終わったら、実際の取得に入ります。whois に登録する情報の入力(ユーザー登録時に済ませてあれば入力済みかもしれません)などを行う以外は特に難しいことはないでしょう。
ドメインを使う
取得したドメインは、そのままでは使うことができません。サーバーに割り当てる作業が必要です。割り当てた情報が浸透して初めてアクセスすることができるのです。
次回予告
次回は、いよいよ VALUE-DOMAIN での取得の解説に入ります。